☑この記事では今後のロゴデザイン制作に役立てていただくために、手書きの筆文字デザインとデジタルフォントの特徴を解説しています
今回は手書きの筆文字と書体のフォントをそれぞれ比較しデザイン性、制作費用面などを踏まえ特徴など検証していきたいと思います。
筆文字ロゴ│デジタルフォントロゴ比較
■ロゴデザイン比較その1
■ロゴデザイン比較その2
■ロゴデザイン比較その3
筆文字ロゴ│デジタルフォントロゴのそれぞれの特徴
■オリジナリティー・デザイン性
【筆文字】☆☆☆☆☆
・オリジナリティー・表現力が豊か
・デザインの自由度が高い
手書きの筆文字の魅力は何と言ってもデザインです。筆で描かれたダイナミックな線は、書体フォントでは表現できない唯一無二のデザインを生み出します。表現の幅も広く、目的に合わせたデザインに対応できます。
【デジタルフォント】☆☆☆
・既存のフォントの範囲内でのデザイン
・デザインの自由度・表現性は低い
書体フォントは手軽な反面、手書きの筆文字と比べるとデザインの自由度には限りがあります。フォントを選んだりフォントサイズを変更出来ますが、よりオリジナリティーに富んだデザインを求める方にとっては少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。
■制作費用面
【筆文字】☆☆☆
・書道家による手書き
・アナログ文字からデジタル文字へのトレース処理の発生
手書きの筆文字の場合、一般的には制作会社や専門のデザイナー、書家に依頼する場合が多いと思います。ですので、制作費用が多少かかってきます。文字数やデザインの内容によって制作費は上下します。
【デジタルフォント】☆☆☆☆☆
・既存のデジタルフォントの利用で手軽
・短い制作期間・納期
既存のデジタルフォントを使用するため、コストを抑えることができます。
デザイン性を高めようとした場合は、文字の変形、装飾、配置など制作コストが加算される傾向があるので注意が必要です。
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まとめ
手書きの筆文字も書体フォントもそれぞれ一長一短があるので、その時々のシチュエーションに合わせて使い分けることをおすすめします。デザイン性を求められるロゴなどは手書きの筆文字のデザインを採用し、文字数の多い個所や重要度の低いところは、書体フォントの利用がおすすめです。