
筆文字のロゴデザインを依頼したものの、「思っていたものと違う」「満足のいく仕上がりにならなかった」と後悔するケースが少なくありません。
弊社にも、以前に別の制作会社に依頼したものの納得のいくロゴができなかった、という相談が多く寄せられます。
では、なぜこのような問題が発生するのでしょうか?
本記事では、デザイン・費用・納期の3つの観点から、筆文字ロゴ制作でよくある失敗とその対策を解説します。
デザイン面での失敗
❖失敗① : ヒアリング不足
ロゴ制作において、依頼者と制作者の認識のズレは致命的です。特に、以下の点を十分にヒアリングしていないと、意図しないデザインになりやすいです。
✅ デザインの使用用途(商品ロゴ・企業ロゴ・飲食店ロゴ など)
✅ コンセプト(伝えたいイメージやメッセージ)
✅ 文字のテイスト(力強い・柔らかい・伝統的・モダン など)
✅ 筆の表現(線の太さ、かすれ具合、崩し度 など)
✅ 参考デザイン(具体的な参考画像があるとスムーズ)
❖失敗② : デザイナーや書家の選定ミス
筆文字デザインは、デザイナーや書家によって作風が大きく異なります。
✅ 書道家だからといって商業的なデザインが得意とは限らない
✅ 依頼する前に、過去の作品を確認する
✅ 制作実績や得意なスタイルをチェックする
❖失敗③ : 修正対応が不誠実
デザインは、一度で完璧なものが完成するとは限りません。そのため、修正対応のルールを事前に確認しておくことが重要です。
✅ 修正回数は何回まで可能か?
✅ 修正費用は別途かかるのか?
✅ 修正依頼にどれくらいの時間がかかるのか?
費用面での失敗
❖失敗① : 料金の事前確認を怠る
ロゴ制作にはさまざまな費用が発生します。
✅ デザイン費(基本料金)
✅ 修正費用(追加料金が発生するかどうか)
✅ 著作権譲渡費用(デザインの権利を得る場合)
「予算内で収まると思っていたら、追加料金が発生して高額になってしまった」というケースも多いため、事前にしっかり見積もりを取りましょう。
❖失敗① : 著作権の扱いを確認しない
ロゴの著作権が依頼者に譲渡されるかどうかは、制作会社によって異なります。著作権が制作会社にある場合、後々の使用制限や追加費用が発生する可能性があります。
✅ 著作権は誰に帰属するのか?
✅ 追加の費用が発生するか?
納期面での失敗
❖失敗① : スケジュールの認識違い
筆文字ロゴは、デザイン完成までにある程度の時間がかかります。
✅ 初回デザインの提出までの期間
✅ 修正対応の期間
✅ 最終納品までのトータル期間
特に、イベントやオープン日などが決まっている場合は、余裕を持って依頼することが重要です。
▼ 制作期間の目安
制作内容 | 目安期間 |
---|---|
初回デザイン提出 | 1週間〜2週間 |
修正対応 | 3日〜1週間(回数による) |
最終納品 | 2週間〜1ヶ月 |
まとめ
筆文字ロゴデザインを成功させるためには、事前の確認が何よりも重要です。
✅ ヒアリングを十分に行い、イメージを明確に伝える
✅ デザイナーや書家の実績を確認する
✅ 修正対応の条件を事前に確認する
✅ 費用の見積もりをしっかり取る
✅ 納期のスケジュールを意識する
筆文字ロゴは、ブランドや企業の顔となる大切なデザインです。失敗しないためにも、慎重に準備を進めましょう。
不明点や不安な点があれば、依頼前に制作者にしっかりと確認することをおすすめします。
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