
筆文字を活かしたロゴデザインを手がけております、SANTEN Designです。
今回は、古武道の道場ロゴ制作に取り組んだ事例をご紹介いたします。
伝統と精神性を大切にしながら、筆文字の力を活かして表現したデザイン背景を、僭越ながらお伝えできればと思います。
『鳴神道場』ロゴ制作の背景
伝統的な古武道の教えと精神を現代に伝える道場です。
力強さと静けさ、そして時を超えて受け継がれる武の心を表現することを目指し、筆文字によるロゴデザインを制作いたしました。
デザインコンセプト
筆文字ロゴでは、単なる文字表現にとどまらず、道場に息づく精神性や気迫を感じさせることが重要と考えております。
『鳴神道場』のロゴにおいても、
- 一筆一筆に重みを持たせた力強い筆致
- 古き良き日本の伝統美を感じさせる造形
- 余白を活かし、静けさと緊張感を両立させた構成
こうした要素を大切にし、書き上げました。
また、型にとらわれない自由な精神、自然との調和を表現しております。
制作にあたって意識したこと
ロゴ制作に際し、特に意識したのは道場に足を踏み入れた瞬間に感じる空気感を、ロゴの中にも宿らせることでした。
そのため、
- 直線的な力強さと、筆のしなやかな動きを融合
- 威圧感ではなく、あくまでも自然体の「強さ」を表現
- 古武道の世界観にふさわしい落ち着きと気品
これらを心がけ、制作を進めました。
筆文字ロゴの魅力について
筆文字ロゴは、単なる視覚的なデザインを超え、
「空気」や「精神性」までも伝えることができる表現だと考えております。
とりわけ古武道や道場といった分野においては、筆文字の持つ重厚感・品格がブランドイメージを高める大きな力となります。
まとめ
古武道に限らず、長い年月を経て受け継がれてきたものには、
表面には表れない深い精神が息づいていると感じます。
私たちも、筆を通して小さな表現を積み重ね、
時間をかけて、より深みのある制作ができるよう、これからも歩みを続けてまいります。
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