はじめてロゴデザインの制作を依頼するにあたって、事前にどのようなことに気を付けておけばよいのか、また具体的にどんな準備をしておくのが良いのかについて5つのポイントに分けて説明していきます。
目的と使用先を明確にしておく
デザインどのような目的で制作するのか、またその使用先を明確にしておきましょう。
例えば、
・居酒屋をオープンするので看板に目立つロゴを入れたい
・和菓子(新商品)を販売するにあたって、商品を表現できるようなロゴがほしい
目的と使用先を伝えることで、デザイナーはリアルティーをもってより具体的に想像しながら制作に取り掛かる事が出来ます。
プロジェクトの背景やコンセプトを整理しよう
プロジェクトの背景や、歴史、ビジョンや方針をデザインに落とし込むことで、より良いデザイン制作を行う事が出来ます。
会社の歴史、社会的なビジョン
商品の開発に至った経緯
このあたりをきちんと整理しておくことで、サンプルデザインとコンセプトの相違を確認したり、調整し、本来の目的からそれることなく制作を進めていくことが出来ます。
デザインを見た人にどのように思われたいか
ターゲットとしているユーザーがロゴを見たときに、抱いてもらいたい感情やイメージを想定しておくことも大切です。依頼者側だけの意思を取り入れるのではなく、受け取り手側のことも配慮しバランスの良いデザインになるように心がけておきましょう。
筆文字のテイストを決める
具体的に希望する筆文字のテイストを決定しておきましょう。
参考に下記のような項目を指定おくとおすすめです。
和風―モダン
かわいい(女性的)―かっこいい(男性的)
おとなしい―激しい
細文字―太文字
かすれ小―かすれ大
これ以外にも取り入れたいデザインの要素があれば追加しておきましょう。
サンプルデザインの準備
参考にしてもらいたいサンプルデザインがあれば準備しておくことがおすすめです。
例えば細い線と言っても人によって細いのとらえ方は様々です。
そういった場合は近しい線サイズやテイストの近いデザインを用意しておくことで、こちらの希望を容易により明確に伝えることが出来ます。
制作者の過去の制作事例を参考にしたり、その他、画像検索やPinterstでもデザインサンプルを探すこともできます。気に入ったものがあればチェックしておきましょう。
予算と納期
事前に予算と納期を把握しておきましょう。
依頼先やデザインの難易度によって当然制作費は変わってきますし、
希望に沿って予算内で制作できるのかどうかの判断につながります。
制作費と同じく納期は依頼先やデザインによって変わってくるので制作にどれくらい日数が必要なのか把握し、また納期が決まっている場合は制作者側に事前に伝えておきましょう。
まとめ
制作に必要な情報を整理し伝える準備をしておくことで制作はよりスムーズに、そして正確に行う事が出来ます。またその結果、理想とするデザインに仕上がる確率も高くなります。依頼する際は是非これらのポイントを参考にすることをおすすめします。